納骨の為の骨壺選びの際に気を付けておきたい事

2019年07月04日
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納骨の際に必要な骨壺ですが、選ぶ際には様々な点に注意を払わなければなりません。まずは、その地域の納骨の習慣を確認しておかねばなりません。地域によって骨壺に全て納める所や、体の一部分を納め全ては納めないという所に分かれます。

当然、その地域のお墓はその習慣に合わせた骨壺を入れるスペース作りをしますので、一部を納める地域で全部を納める用の大きめのものを購入してしまうとお墓に入らず購入し直さなければなりません。また、壺の素材に関しても注意が必要です。

壺の中には土等の自然の素材が用いられているものもあり、そうしたものは数年から数十年経つと自然に還るようになっています。その地域にずっとお墓を持つつもりであれば良いのですが、墓を移動する事も視野に入れている場合は、そうした素材のものを選んでしまうと移動の際にまた壺を買い直さなければいけない可能性があります。

また、壺の形にも気を配る必要もあります。壺の形状に関しては、大まかに本体の内側に蓋の端部が入り込むタイプの白並タイプと、蓋の端部が覆いかぶさるタイプの切立タイプの2つに分かれます。この2つの内、耐湿性に優れているのは切立タイプで、湿気の高い地域ではこちらを選んだ方が得策といえます。

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